安眠の場所

身体が非常に重いです。

少し横になると、意識と身体が繋がっていないと言うか、
意識ではこうしたいと思っていても、
身体が非常に重くて休息を求めてるのを感じます。

今はまだ意識できてる。

言葉が断片化して、文章が繋がらなくなる時がある。

疲れている。鬱が重い。一方で。何か気になっている事がある。

のだけれど。

暗闇の街道をただただまっすぐに、進んでいる気がします。

周りには何もなく、ただただまっすぐと。
永遠と光りが見える気がしないのです。

今までは幾ら疲れてて鬱でも、光はイメージできたのに。

何もかもがどうでもいいような慢性化しているような。
どうなってもいいような。そんな慢性の気分で。

まっすぐ暗闇を進んでいき、
左脇に、ゲームセンターがあって、そこで休息をしてる。
つもりだったけど、休息のつもりが嵌ってしまい
ただただ時間をそこで潰している。そこで知り合いもできたが
ただただ寂しさを埋めているようなだけの
高校の時の一人になるのが怖くて、身近な誰かを捕まえて
一緒にいたような感覚で
だらだらと時を過ごしている。

そこは出なくてはいけないと思っていても、
だらだら残っている。

そしてまた街道を車で走る。

右脇にはコンビニがあって、一時の満たすものと栄養剤があって
私は栄養剤を手軽に飲みたいと思いながらも
それは、対処でしかないから、飲む勇気がない。

だけれど、あまりに疲れていて、

手を出してしまいそうになる。

また左脇にあるホテルで、安眠をただしたいと思う。

ただただどこに行ったらいいのかわからずに走らせている
この道で迷っていて、でも走らせて走らせ続けて
なんだか疲れてしまった。

今ある孤独と持たざるものを一旦神様に棚上げしたい。
そして、
ただただ何も考えずに安眠をできる時間を下さい。

そして、もし目を覚まし、世界が綺麗に光りで見えるのなら、
私はそれが幸せだと思えると思う。

今ある物を、もう1度きちんと自分の目で見たい。

今ある繋がりが、また再度目を覚ました後にも
続いていますように。
そして、目を覚ました後に去っているものがいたとしたら
きちんと受けとめ、悟れる力を持てますように。

たぶん大丈夫。

木が見えるのだけど、ざざわざと実りのあるその木は
どんどん葉が枯れ落ち、衰退しているけれど
根っこだけは残っているイメージが見える。

きっとまたそこから、育つものがある。そうイメージできる。

そしてただただ何も不安も考えずに、
安眠させて下さい。