何故掲示板に行くのかと。

彼に聞かれた事がある。

もう今は彼ではないかもしれませんが、
彼と呼べる何かではないのかもしれませんが
1週間メールが来ないので、もういいかなぁ。などと思って見たりする。
ただ、最後は現実が見たいので、見ないと前に進めないので
はっきりはしたいとは思うのですが。

まぁ、こないならこないでいいかな。そういう気分になっていたりもする。
でも引き摺るのいやなので。

で、前に何故病理の人は病理の人同士で固まって居るのかが
彼は不思議であったよう。

同じ趣味を持つ人が、
同じ趣味の人同士でしか合わない会話があるように
何故、病理は病理で固まって居る事が
彼は不思議なのか、同列であるのに
私は不思議で堪らない。

彼は、プログラマーさんのお仕事をしてるようですが
専門分野の話しは、同業者でしか話せない話しもあるように。
同じであるのに。

私は、何故掲示板に行くかという事を
ふと考えた。

私は私を知りたいから。

そんな格好のよいものではないですが、

家にいて、病院との往復でも、
病院では確かな答えも病名も差ほど貰えない。
日常の不安の多い中で友達に話しても、家族に話しても
自分の常識がおかしいのか、それとも気にもするべき事でも
ないのか。

私は家に一人でいると、時折よく分からなくなっていた。
自分の常識と、病理から起こりうる症状と
もう世間の常識が、どこか歪んでいて。

自分の起きている症状が、自分一人の中で
おかしいのか？おかしくないのか？
はたまた、同じ精神の病を持っている人には
多くて、差ほど気にもしなくても良いものなのか。
よく分からなくなっていた。

ここ半年程で色々な病気の方とも出会い、
そして、一般の方とも治療院へも行くようになり
知識も少しだけ増えて、
差ほど気にもしなくてもいいとも。
思えたり、やはり気をつけた方がいいとも。思えたりすることも
あった。

一人の世界は、
シュレーティンガ−の猫のようである。と
言ったら言い過ぎでしょうか？

私が持ってた一人の世界を、健常の人達からは
否定されて、
現実のものではないようなずっと気がしていたのだ。
自分がおかしいのかと。
自分が見ている現実と、起こり得る症状が
おかしいのかと、現実ではないのかとずっと思えてきたのだ。

だから色々な人と話せて、私は救われた。
私が持っている現実は、他の人も持っていた。
そして、やはり
現実なのだと気付ける。気付けた。

今はそう思う。